明治大学体育会硬式庭球部が目指すもの、それは「テニスを通した人間教育」です。
大学での4年間を「社会に出るための最終準備段階」と位置付け、「社会で通用する人材育成をすること」を最重要テーマとしています。
言い換えれば「自分で考え実行し、その結果から何かを学び、次なる成長にどう繋げるのか」をテニスを通し学ばせることにテーマをおいています。
また「周囲に対する感謝」についても改めて考えさせます。テニスに精一杯打ち込める環境を与えて下さっているご両親を含めた周囲の方々、練習コートの近隣にお住まいの地域の方々、そうした皆さんのご理解とご協力があってはじめてテニスができるのだということに心から感謝することは、「人としての基本」であると考えます。
また学業とテニスの両立から、「プレーヤーである前に学生としての責任を果たす」「好きなことだけやっていたのでは世の中で通用しない」という当たり前の考えを理解させます。従いまして 明治大学ではテニスが強いだけの学生は育てません。
「人としてどうあるべきか」 このことを常に学生に問いかけ続けます。極端に言えば4年間でテニスでは思うような活躍ができなくとも「努力したプロセス」をその後の人生の中でしっかり生かせればそれでいいと考えます。
卒業して30歳、40歳になった時、「テニスを通して培った強い精神力を仕事や生活で思う存分に発揮する事が出来る」そのような人材を一人でも多く輩出していくことが明治大学体育会硬式庭球部の存在意義であり目指しているところです。
明治大学体育会硬式庭球部は、1905年に発足した創部118年を超える伝統と歴史のある部です。
歴代OBでは、オリンピック選手、デ杯候補選手、全日本選手権優勝者を輩出。
学生大会では、数多くの全日本学生優勝者を輩出し、全国王座も2連覇という輝かしい戦績と伝統を持っています。
今年の関東大学テニスリーグでは、男子は1部リーグ4位、女子は1部リーグ5位という結果に終わりました。新型コロナウイルスの影響で、テニスも出来ず苦しい時期もありましたが、部員一人一人が勝つ為には何が必要なのか真剣に考え、己や庭球部に向き合う姿勢が一層強くなりました。1部リーグで辛酸をなめた昨年の結果を一人一人が胸に刻み、本年度は男女そろっての王座優勝を目指し、部員一同燃えています。
整った環境や心強い指導者の助けに甘んじるだけでなく、学生自ら考え、行動する所に重きを置く、今ある環境に感謝し、時間の大切さを認識し、テニスを通じ人間力を磨く為に、各人が自分の可能性に日々チャレンジしていく集団が明治大学体育会硬式庭球部です。
部長:落合弘樹
明治大学は、1881年(明治14)に明治法律学校として発足し、「権利・自由・独立・自治」を建学の精神として今日に至り、いまや全国有数の入学志願者を得ています。この間、各界に著名な人材を輩出していますが、スポーツの世界においてもオリンピック金メダリストを含め、数々の名選手を送り出しています。
明治大学体育会硬式庭球部は、日露戦争が終結した1905年(明治38)という年に、端艇部・柔道部・剣道部・相撲部とともに最初に発足した運動部の一つで、日本古来の武術に由来する武道と欧米に端を発する近代スポーツの融合という、学生スポーツを象徴するかたちで成立しました。これら5部を発祥とする明治大学体育会は、スポーツを通じた自己形成とともに、正課外教育として社会に貢献しうる人材を育てる場で、「知・徳・体」の調和を重視しています。硬式庭球部はそれとともに、テニスという競技において最も優先されるべきマナーの尊重。大学テニスを象徴するリーグ戦にむけての結束力と責任感の育成。陽に陰に支えていただいている方々への感謝。そして大学生として学業に励むことを基本とする姿勢を、常に部員に求めています。
テニスは生涯スポーツの代表格といわれるように、幼児から高齢者にいたるまで幅広い年齢層に親しまれ、世界的にも競技人口に恵まれていますが、われわれは常に最先端の試合をめざしています。また、その過程での厳しい修練。合宿所での規律ある共同生活。さらには学業で得た教養を通じ、一級の社会人として卒業生を送り出すことを主眼としています。
私自身は選手出身ではありませんが、教員として学生の目標達成への努力と自己実現を確認すべく、都合が許せば部員の試合に立ち会うことを心がけています。
当部は創部以来115年の歴史を超えました。一時期低迷していた男子部は1部リーグ上位に定着し、平成28年度に再び王座に進出し、準優勝という結果を修めました。また、2003年にスタートした女子部も、創部14年目にして遂に1部昇格を果たしました。
部の発展は、レギュラー選手の実力だけではなく、寮生活や会計、IT情報分析、フィジカル・メディカルなどの管理を含めた総合力が必要です。
各方面からいただいているご支援に感謝申し上げるとともに、志のある学生の入部を心から歓迎いたします。
監督:上原真吾
明治大学は「関東リーグ優勝」「全国王座奪還」という目標を掲げて日々努力しています。高い目標を達成する為にはテニス技術だけでなく、人間的にも成長する事が必要であると考え、地域交流テニス教室、合宿所近隣の清掃といった社会貢献活動、各地域ジュニア協会の強化練習会への指導者派遣、高校生・ジュニアの練習参加といった育成支援活動などを実施しています。私は監督として、自分の個性を生かしチームメイトを尊重し「高い目標を掲げ、個々が強い気持ちを持って努力し、自主性を持って行動する」、そして「自分を支えてくれている方々への感謝の気持ちを常忘れずに戦い抜く」そのようなチームを目指しています。大学、OB・OG会、近隣地域と現役部員、スタッフが一丸となって「日本一」を目指しています。
助監督:滝口伊和生
明治大学体育会硬式庭球部は三原則として、「義務と責任」「規律と礼儀」「コート内での態度」という事を大原則として活動します。部活動はもちろんその後の社会人として恥じぬよう、教育も欠かしません。昨年、関東大学1部リーグにおいて男子部4位、女子部6位という結果でした。我々は毎年、王座を狙うチーム作りと社会で貢献できる人材を育成しています。
助監督(兼コーチ):切詰魁
私たち明大テニス部は、個人・団体ともに日本一を目標に日々全力で取り組んでいます! 明大テニス部では、年々全国でも活躍できる選手が育っています。 テニスに打ち込む環境が抜群に良く部員一人一人が高い意識を持って行動をしています。プロも練習に参加することがあり、とても刺激があります。また、チーム全体の雰囲気も良いため先輩、同期、後輩関係なくみんなが助け合い切磋琢磨できる素晴らしいチームです。学生だけではなく、監督・ コーチ等のスタッフ、OB・OG を含め「明大テニス部ワンチーム」で日本一目指して挑戦し続けています。
コーチ:濱中重宏
明治大学体育会硬式庭球部のコーチをしている濱中です。テニス部のOBでもあり、現在選手活動をしておりますが、学生と年が近いのでテニス面だけではなく生活面なども色々相談に乗ってあげることもできると思います。今年こそは練習から試合の緊張感を持ち、王座奪還出来るよう頑張ります。また合宿所のコートにはプロの方が練習に来ることもあり、見て学ぶという意味でもとても良い環境です。
コーチ:諱五貴
明治大学体育会硬式庭球部のコーチをさせていただいております諱です。 私は仕事の都合で名古屋へと転勤になってしまい、なかなか練習を見られなくなりましたが、可能な限り明治大学のコートへ行こうと考えています。学生達が「王座奪還」という目標を本気で掲げ、日々練習しているからです。私も学生時代、日本一になりたいという気持ちが強く、日々練習に明け暮れていました。ですが、ただテニスが強ければいいというものではなく、大切なのはテニスを通じて「成長」するということです。人間として「成長」させてくれるのがこの明治大学です。 我々は常に「前へ」の意識を持ち、「日本一」に挑戦しています。
情報テクニカルコーチ:佐藤武文
情報テクニカルコーチを務めさせていただいております佐藤武文です。ツアーコーチとして選手のコーチとテニス番組にてATP,WTAの解説をしています。世界基準のテニストレンドはもとより、今までのツアーコーチング経験と解説データを明治大学硬式庭球部のレベルアップに貢献するために現場スタッフに加わりました。宜しくお願い致します。
コーチ:浜田雄介
明治大学体育会硬式庭球部のコーチを務めさせていただいております浜田です。
明治大学のテニス部では、学生の本分である学業に加え、競技者として真摯にテニスに向き合うことで、卒業後社会で活躍する人材の育成を目指しています。男女共にチームの共通目標である関東リーグ優勝並びに王座優勝を果たすため、毎年全国から志の高い学生が入部し、日々練習に励んでいます。この高い目標を達成するためには部員全員の断固たる決意が必要です。選手一人一人の特性を理解することで、個性を伸ばし、各々に変化と挑戦を促す指導を心がけています。合宿所生活と充実した練習環境で培われる結束力、精神力を基に、明治の品格を備えた日本一のチームを作れるよう、チーム一丸となり挑戦し続けます。
アスレティックトレーナー:浜田健成
明治大学体育会硬式庭球部のメディカル面をサポートさせて頂いております浜田です。常に最高のコンディションで選手が試合に挑めるように疲労回復や怪我の予防に努めています。目標が達成できるよう全力でサポートしていきます。宜しくお願い致します。
部員の1日(男子)
みなさんがこれから大学選びをするにあたり、大学生活についていろいろ分からないこともあると思います。
そこで、男子部員がどのような1日を送っているかご紹介致します。
男子部員は全員、西調布合宿所に住んでいます。
平日の授業と練習時間などの兼ね合いや休祭日についてご紹介致します。
<1日の流れ(1、2限授業の場合)>
6:30 起床・散歩
7:00 朝食
9:00 授業
12:30 授業終了
14:00 練習
18:00 トレーニング
19:00 夕食
20:00 自由
23:00 就寝
基本的に、授業第一優先です。
授業がない時間を調整して練習を行います。
午前授業の場合は、午後練習
午後授業の場合は、午前練習
練習終了後、各自課題トレーニングを行います。
1日中授業の場合は、なるべく調整して
1限の時間に、朝練を行っております。
月曜日は原則、練習オフです。
※各個人の履修状況によって練習時間は異なります。
<休日の場合>
休日や授業がない日などは、基本的に9~12時、14~17時まで練習を行い、その後トレーニングをしています。
部員の1日(女子)
女子部員の1日をご紹介致します。女子部員は西調布合宿所に住んでいません。
女子専用のシャワー室、ロッカー室、トイレはあります。ミーティングルームやトレーニングルーム、食堂などの共有スペースは男子部員と一緒に利用しています。
平日の授業と練習時間などの兼ね合いや休祭日についてご紹介致します。
<平日の部員の練習時間・授業時間>
男子部員と同様、基本的に授業第一優先です。
授業がない時間に練習を行うことになります。
午前授業の場合は、午後練習
午後授業の場合は、午前練習
1日中授業の場合は、なるべく調整して
1限の時間に、朝練を行っております。
月曜日は原則、練習オフです。
<実際の平日の週間スケジュール 例>
月曜日 オフ(授業がある場合は授業に
水曜日 9:00〜12:00午前練習 → 3、4限授業
木曜日 1、2限授業 → 14:00〜午後練習
金曜日 8:00〜9:30朝練 → 2、3、4限授業
土曜日 1限授業 → 14:00〜午後練習
練習終了後、各自課題トレーニング
※各個人の履修状況に合わせて練習
<休日の場合>
休日や授業がない日などは、基本的に9~12時、14~17時まで練習を行い、その後トレーニングをしています。
八幡山の合宿所から西調布へ移動し、2004年7月に現在の合宿所へ移動しました。
白を基調としており、廊下の壁面はガラスとなっていて、とても清潔感のある合宿所です。
合宿所内にはバーベキューのできる中庭があります。
こちらの合宿所では卓球部と共同になっております。
毎年2回、共同で大掃除を行い、親睦会が行なわれています。
食事はアスリートの栄養バランスを考えて作られています。
バランス良く、とてもおいしいと部員の評判も良いです。
合宿所の外観です。1階には食堂・お風呂場・ミーティングルームなどがあり、2階は男子学生の居住スペースとなっております。
正面玄関です。各個人に下駄箱があります。
食堂です。食事は寮母さんが栄養価を考えて作ってくださり、味もボリュームも満点です。
お風呂場です。
トレーニング設備も充実しています。
テニスコートはハードコートが5面あります。
高校生をはじめとするジュニア選手で、明治大学の練習に参加を希望されます方は、お気軽に下記の要領でお申し込み下さい。
高校3年生に限らず、高校1年・2年生でも大丈夫です。
この機会に明治大学の練習環境、合宿所の雰囲気を感じていただければ幸いです。どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
記
①日時
ご希望日をお知らせ下さい。但し試合及び学校行事等により、ご希望通りお受けできない場合がございます。
練習日時
火~金 8時~12時、14時~日没
土日祝 9時~12時、14時~16時(以降、日没まで使用可)
(授業の関係上、平日練習の学生の参加人数は曜日や時間により前後致します。)
②場所
明治大学西調布合宿所 体育会硬式庭球部コート(ハードコート)
〒182-0033 東京都調布市富士見町4-28-1
明治大学西調布合宿所 体育会硬式庭球部
TEL 042-490-6028
③費用
交通費は自己負担でお願いします。
尚、宿泊が可能です。(食事(朝・夜)は、別途相談を承ります)
④練習内容
練習時間帯に合わせて練習内容を検討致します。
練習時間例 9:00~12:00、14:00~18:00
⑤申込み方法
お電話にてお申し込みください。
電話番号 : 042-490-6028
以上
※交通:新宿駅から京王線に乗り換え、西調布駅下車徒歩20分です。西調布の駅に到着いたしましたら上記にお電話下さい。お迎えに上がります。
<主な進路先(50音順)>
あいおい損害保険、アクサ生命、朝日生命、アステラス製薬、アイシン精機、ANAエアポートサービス
伊勢丹、伊藤忠商事、伊予銀行、岩田屋、愛媛銀行 NEC、NTT、NTTデータ、ANA
カルピス、関西テレビ、関東テニス協会、キャノン、キャリアデザインセンター、教員、共栄火災海上
協和発酵キリン、近畿日本ツーリスト、グラクソ・スミスクライン、コスモ石油
国会議員秘書、佐賀銀行、サントリーHD、ジェイテック、静岡銀行、静岡第一テレビ、シチズン時計、十六銀行、ジャパンケーブルキャスト、JR九州、JR東海、JR北海道、信越化学工業、住友ゴム工業
スポーツニッポン新聞社、西武百貨店、積水化学工業、東燃ゼネラル石油
積水ハウス、セブンイレブンジャパン、ソフトバンクテレコム
損保ジャパン、第一実業、武富士、デジタルアー、電通、東急百貨店、東京海上日動システム
東京海上日動、東北電力、東京都テニス協会、トッパンフォームズ、名古屋銀行
日産自動車、日本テレビ、日本IBM、日本生命、日本テレビ、野村證券、八十二銀行、日立製作所
富士ゼロックス、富士通デバイス、丸井、みずほ銀行、三井住友海上火災
三井住友銀行、三越、三菱化学、三菱化学エンジニアリング、三菱重工業
明治製菓、明治大学職員、明治安田生命、三井住友海上火災保険、三菱東京UFJ銀行、横浜信用金庫、りそな銀行
リコー、レバレジーズキャリア、ワタミ、大学院進学...他
<近年の進路先>
2023年度
ソルー、レバレジーズ、明治安田生命保険相互会社、Spee、九州旅客鉄道、大学院進学、たかなし動物病院、ノバレーゼ
2022年度
稲畑産業、キャリアデザインセンター、教職員、グローブライド、住友生命保険、積水化学工業、フンドーキン醤油、北陸銀行、明治安田生命、Yahoo!
2021年度
鹿島建設、財務省本省、十八親和銀行、東海旅客鉄道、NSD、PHONE・APPLI、明治安田生命、レイス、Retty
2020年度
明治安田損害保険、サーチファーム・ジャパン、アドテックエンジニアリング、あいおいニッセイ損害保険会社
2019年度
三井住友海上火災、NTTデータフロンティア、日本アイ・ビー・エムクレジット、第一三共、JR九州、京成電鉄
2018年度
サントリーHD、三井住友海上火災保険、みずほフィナンシャルグループ、デジタルアーツ、LTS、デサント、富士ゼロックス東京