PLAYER / STAFF

落合 弘樹
オチアイ ヒロキ
部長・明治大学文学部教授

メッセージ
明治大学は、1881年(明治⒕)に明治法律学校として発足し、「権利・自由・独立・自治」を建学の精神として今日に至り、いまや全国有数の入学志願者を得ています。この間、各界に著名な人材を輩出していますが、スポーツの世界においてもオリンピック金メダリストを含め、数々の名選手を送り出しています。
明治大学体育会硬式庭球部は、日露戦争が終結した1905年(明治38)という年に、端艇部・柔道部・剣道部・相撲部とともに最初に発足した運動部の一つで、日本古来の武術に由来する武道と欧米に端を発する近代スポーツの融合という、学生スポーツを象徴するかたちで成立しました。これら5部を発祥とする明治大学体育会は、スポーツを通じた自己形成とともに、正課外教育として社会に貢献しうる人材を育てる場で、「知・徳・体」の調和を重視しています。硬式庭球部はそれとともに、テニスという競技において最も優先されるべきマナーの尊重。大学テニスを象徴するリーグ戦にむけての結束力と責任感の育成。陽に陰に支えていただいている方々への感謝。そして大学生として学業に励むことを基本とする姿勢を、常に部員に求めています。